2017年4月28日金曜日

麻酔科4週間の振り返り

どうも、台湾4週目が終わったけろです。
とっても名残惜しいですが、4週間の麻酔科実習が今日で終わったので簡単なまとめをしてみます。いきなり文章も寂しいのでこの前15人くらいで放課後に行ってきた蛍散策の写真を貼っておきます。先生は1人だったので小学校の遠足みたいな感じでした(笑)

麻酔科の学生・指導医とお出かけした時の蛍

台北の中心から1時間程度でアクセスできちゃいます



さて、まずは数字から。

実習日数:16日間(台湾の祝日など)
期間中に一緒に回った他の留学生:4人
学生指導担当医:1人
麻酔科の学生・指導担当医でお出かけした回数:3回

けろが実施した手技(数え漏れあるかもですが、、、)
・マスク換気:14回
・声門上器具挿入:2回
・気管挿管:7回
・IV(手背):2回
・Aライン(橈骨動脈):2回
・CVC(内頸静脈・エコーなし):1回

でした。
手技についてはもう本当に経験値がものをいうということを実感しました。現実の患者さんに対しては初めてやる手技ばかりだったので、最初はもうやってる立場からしても「コイツ危なっかしいな」という感じでしたが、回数こなしたものについてはそれなりに見てられるものになったと思います(あくまで自己評価)。


先生が手技をやる時の見る目も少し変わったと思いますし、難しいところをきちんとやった時には「ふんふん」という感想から「おぉー、すごい!!」という感想に変わりました。
けろは将来麻酔科に行くと決めているので、このような手技は全て日常で行う必須手技になりますがやってみると改めて奥が深く面白いと感じました。研修医になったら積極的にやって磨いていきたいところですね。


あとは生体肝移植のオペを見学させてもらったり、腕神経叢ブロックを見学したりなど医科歯科の病院ではなかなか機会のない学びも多かったです。台湾だけでなくアメリカ、香港の医療についてもディスカッションできたのも日本の医療制度を客観的に見るのに役立ちました。台湾の現状は日本の少し前に本当に似ているので現在の日本の医療政策の方向性(機能分化、高齢者医療)が理解できました。

ちなみに先生方の面倒見は日本とかなり近い気がします。手技をメインにしていたため、指導担当の先生が「〇〇が△△ね」という感じで割り振って監督・指導していました(学生同士でアドバイスしたりすることも多々ありました)。知識的なことについては概略について先生が説明してくれて、質問すればするだけたくさん答えてくれるという感じでした。
実習の自由度は基本的に団体行動だったので低いと言えば低いですが、希望すればわりと何でも通る雰囲気です(見学型になりますが)。フリータイムはかなり多かったので雑談や観光は捗りました(笑)

さて、来週からは心臓血管外科4週間が始まります。本院での心臓血管外科手術は年間約2800件(平日平均10件)とオペも多忙な感じですが、入院患者だけも今日現在20名はいるらしく先生方はかなり忙しそうです。。。まぁ学生の立場としての忙しさはまた別問題なので、いろいろ学んで来ようと思います。


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