2017年4月11日火曜日

Endocrinology@Canberra と病院&寮の感じなど


こんにちは!オーストラリアのCanberra HospitalTTと一緒に来ているAmyです(^^)
ANUチーム連投ですみません。

キャンベラに来てだいたい一週間がたったのでこれまでの実習報告とかをしようと思います。

TTも書いてくれている通りCanberra Hospitalは田舎ではありますが首都キャンベラとその付近の人口55万人をカバーする672床の病院でキャンベラで最大の病院です。(医科歯科は763床)

ちなみにキャンベラの人口密度は166/km2で東京23区の約1/100です。鼻歌歌って歩いてても誰も見てません。

きっと患者さんははるばる遠くから来ているのだろうなあ。

まあそんな感じで病院規模自体は医科歯科とあまり変わりません。ANUの教育病院なので学生がたくさんいるところも同じです。

違いを挙げるとすると

・だれも白衣着てない。

ナースキャップ廃止と同じ論理で1週間かそこらおんなじ白衣を着るのは不潔ということで医者はみんな私服。男性はシャツにスラックス。女性はきれい目な格好であればよくスカートもOK。スニーカー、ジーパンNG。といった感じです。みんな私服に聴診器かけてる。初めは医者とそれ以外の方々の区別がつかないけどユニホームとかポロシャツ来てる人はナースか技師さん。とにかく、カチッとしてるなあと思ったらお医者さんです。

Wear professionallyということらしい。。わかるけど微妙にめんどくさい。スクラブに白衣が楽ヨ。

人種がほんとにさまざま

オーストラリアは移民の国。今のオージーたちだってもとは移民ってなかんじで中国韓国日本系、東南アジア系、ブラック、ホワイトみんないる。患者さんもドクターも。なじみやすいけど名前覚えるのむずすぎ。体型も実にさまざま、、

医学生は大卒

ANUMedical Schoolpost graduate といってすでに学位のある人しか入れない。アメリカみたいなスタイル。(高校卒業してそのままいける大学もあるみたいだけど。)だからすでにひとつ専門分野をもってて話すと面白い。うらやましい!今同じ科を回ってる学生二人のうち一人はすでに放射線技師の資格持ってて木曜日の午後ここCanberra Hospital レントゲン撮影のバイトしているらしいし、(今日患者さんのレントゲン見てたら、Wow it's mine! I took this! って言い出して盛り上がった笑)もう一人の女性は精神科系の勉強してて、マスクが如何に非言語コミュニケーション妨げているかについて教えてくれた。。この病院は飛沫感染リスクのある患者さん以外と接するときは誰もマスクしてない。てか置いてない!!


さてここで実際私がどんな実習をしているかをいうことですが

今私はEndocrinology 内分泌内科で実習をしております。 こちらでもやはり日本と同じで糖尿病が圧倒的に多いですね。コントロールできるかはその人次第というところも全くいっしょ。。少し医科歯科より重症例が見られる印象でしょうか。MEN2とか初めて見た!
 
実習内容は朝は回診に同行して、カンファがあるときはカンファに参加、クルズスがあるときはクルズスに参加とそれ以外は非常に自由度が高い()キャンベラの大地のようにのびのびしております。医科歯科のように学生が患者さんを持って毎日カルテ書いてカンファで発表するといったことはありません。では学生は何をしているかをいうと、見たい外来を見学するもよし、処置を見学するもよし、研修医についてdiscussion するもよし、そこかしこで行われているレクチャーに参加するもよし、Long Caseをするもよし、、

Long Case!!

これがこちらの医学生にとってなにやら重要なようなのです。

これが何かというと、、

予備知識なしで患者さんの問診及び身体所見を取る

⇒上級医にプレゼンする

⇒フィードバック

といった感じです。

何かと似ているなあ、、

そう、我々がFOCUSでやっていたヤツです!

わあほんとにやるんだなあ、、、

オーストラリアではこれが試験の一環になっているらしいので実習中にその練習をするわけです。

こっちの学生実習は何か義務があるというよりは学びに来ているという色が強いです。

ということで私も一緒に回っている学生に助けてもらいながらまだ見ぬ運命の患者さんを探して見知らぬ病棟をさまよい、医学生のトレーニングと説明して問診&身体診察をしました。

お年寄りの患者さんの話があちこち飛ぶのは世界共通、、かわいいお孫さんの話をかわしつつ問診を取っていきます。こちらの患者さんはみなさんとってもフレンドリー。Hi, Amy といって楽しくおしゃべりしてくれます。全然問診がとれない、、まあそんなこんなで問診&身体診察を終えて、鑑別診断を考えていざプレゼンへ!

その様子はまた次回!(先生が忙しすぎてまだ出来てないだけ、、、、)
それでは写真を何枚か(^^)
病院の外見。きれい。いい天気♪

病院の外見2 救急外来。なにやらカラフル。めちゃめちゃ忙しいらしい。


病院の中身。百周年らしく垂れ幕がかかってる。結構きれい。


寮の外観。うん。敷地内ゆえ病院まで徒歩30秒くらい。


寮の部屋。写真よりは広いよ。

夜は寒い、、のでブランケット余計にもらった。シャワー、キッチン、トイレ共用。8週間で10万円とキャンベラでは破格の安さ。まともなスーパーまで徒歩20分。レストランもほぼないしあっても高い。 この前マックいったらバーガーとドリンクとポテトかなんかで千円超えてて引いた。よって週末に買いためて自炊することに。ところがTTに自炊力皆無と判明 し一回晩御飯を与えたところ味を占められてすでに4回ほど I cooked for him.....食べる食べる。お金とります(^^)
なにはともあれキャンベラの空気はおいしいです。
人もとてもやさしい。(初日にTTとよくわからんバス停に降りてスーツケース押してたらイケメンおじいさんが車で拾って病院まで連れて行ってくれました!I LOVE CANBERRA!
夜は満天の星空にサザンクロスが輝いております。
イースター休みには都会のシドニーに行こうかな。
ではまた~

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