先週タイに到着しました!
2,3人乗りのバイクが横を猛スピードで走り抜けていくのとか・・
車多すぎて、いつまで経っても道路横断できないのとか・・
東南アジアに来たなーって感じがしてます!
バンコクに着いて早々、空港から乗ったタクシーに全然違うとこ連れていかれて、早速タイの洗礼を受けた気がしました。。笑
そいで、実習の話。
まず、私達が学んでいる病院、シリラート病院について。
タイでは第5代国王の時代、彼の息子さんが、酷い下痢と脱水により、幼くして亡くなられました。
王様は大変悲しみ、同じように苦しい思いをする人々を減らしたいと考え、タイで初めてとなる病院をつくりました。
その息子さんの名前が「シリラート」
その時できた病院がシリラート病院です。
病院内の地図はこんな感じ。
建物いっぱいあって、めちゃくちゃ複雑です!
慣れない頃は、いっつも迷ってました。
私は先週と今週、感染症科で実習をしてます。
スケジュールは日によって全然違って、朝早い日もあれば、午前中フリーな日もあるのですが、
だいたい朝5時にお隣さんが飼ってるニワトリの鳴き声で起こされます。
では、私がやってる実習の中から幾つかをご紹介します。
Microbiology Round
患者さんの病原菌を当てましょう、というやつです。
日本では、感染疑いの患者さんの培養を提出すると、カルテ上で結果が見れて、
ふむふむ、こんな菌がいるんだな。
となりますが、
その培養過程に触れる機会はなかなかありません。
このroundでは、その培養の過程をじっくり学びます。
こんな感じ。
・グラム染色の結果(←当初私が分かったのはここまで。)
・どんな培地を使うか
・菌特定のためにどんな検査をするか
・治療薬は何か
など、全て質問されます。
しかも、かなり細かいです。
自分の知識不足を毎回痛感させられます。
でも先生方は熱心に教えてくれるので、とても勉強になります。
ID clinic
感染症内科の外来です。
来る方は、主にAIDSや結核の患者さんです。
梅毒の方とかもいます。
先生方、マスク付けずに結核患者さんの診療するんですよね・・
絶賛排菌中の患者さんも隔離したりしないし・・
だから結核が減らないんじゃないかとも思うのですが・・(^-^;
HIV clinic
HIV感染の患者さん達の外来です。
上の先生に付いて、患者さんとの会話の合間に色々と教えてもらいます。
なんか先生達と話していると、MSMって言葉が時々出るんですよね。
これ何の略なんだろ?
って思って調べてみたら、
Men who have Sex with Men
の略なんですね。
・・・タイっぽい!!
外来では、患者さんが入ってきたら
両手を合わせて
「サワディーカー」
患者さんも両手を合わせて
「サワディーカー」
とにっこりしてくれます。
男性は「サワディーカップ」って言うみたいです。
この挨拶を交わすだけで、心がほっこりします。
この挨拶を交わすだけで、心がほっこりします。
Teaching round
先生達が、興味深い症例を示しながら、ベッドサイドで色々と教えてくれます。
全ての抗菌薬に耐性を示してしまった症例とか、名前しか聞いたことのない病原菌の症例とか・・
私の他にも、千葉大からの学生1人と、UCLAからの学生3人がいて、賑やかに実習してます。
空き時間があると、皆でカフェに行ったり、先生が博物館に連れて行ってくれたりします。
医局の皆でご飯を食べることも多く、偉い先生方も皆気さくで、とても雰囲気がいいです^^
先生達は皆英語を話せるので、コミュニケーションにそれほど問題はないのですが、
街中では9割以上の人に英語が通じません。
まータイにいるんだからタイ語話せよって感じなんですけどね。
タイ語の表記しかないことも多いので、混乱することも多々あります。
こないだなんて、タイ語の表札読めずに男子トイレ入っちゃったし。
これ、実は・・
いやいやいやいや!
赤といったら女子トイレでしょ!!
・・ってのも日本でしか通用しない常識なんですかね・・
タイにいると、前国王であるプミポン国王を人々がとても尊敬している様子が伺えます。
こんな感じで、至る所にプミポン国王の写真が飾ってあります。
国王が生前入院していた建物には、毎日のように人々がお花を供えにやってきます。
では、週末に行った「北方のバラ」、チェンマイでの写真を載っけて終わりにします。
でーん!
でーん!
セミさんです。
新しい扉を開けました。
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