先日、Harvard Medical School での二ヶ月間の実習を終え、日本に帰国しました。今回の記事では、ちゃんとした実習内容に関する内容から一転、気分転換がてら、私がアメリカで驚いたことについて、10個、ランキング形式で発表したいと思います!
10. High Five Boston!
レッドソックスのゲームが終わった時間に外を歩いていたら、Redsocksファンだと思われるおじちゃんに、”High five Boston!”と言われてハイタッチをされました。試合があることが相当うれしかったのかなーも思ったのと同時に、アメリカンや!と思いました笑
9. チャイム
町中を歩いていると、たまに日本の小中高で聞こえてくるキーンコーンカーンコーンというチャイム、聞こえてきます。ボストンで聞こえてくると思わなかったので、最初は空耳かと思いました。特に日本語学校が近くにあるわけでないので、割りとユニバーサルな音なのでしょうか。
8 . 歩行者信号
信号で歩行者が歩くとき、日本ではどのようなおとがなるでしょうか…?鳩の“くるっぽー”といった音がなりますよね。ボストンの町中を歩いていると…同じような音がきこえてくるじゃないですか!そうなんです、ボストンの信号も鳩の鳴き音なんです!笑 帰国直前になってもたまにびっくりしています笑
7. コンサルの存在の大きさ
こちらは、内科は特に主科というものはあまりなく、関わっているすべての診療科が同時に患者さんを持ちます。その為、例えば神経内科・内分泌・感染症・リウマチ科がコンサルを受けているために、患者さんは毎朝4回、医師の診療を経験することになります…(;´∀`)
6. Post call
こちらの医師は、internは週に80時間以上働いてはいけないというルールが有り、また、当直明けはPost callといって、家に帰って休まなくてはなりません。昔はそのような規定はなかったのですが、医療の環境の改善により、このシステムができたそうです。
5. 病院はショッピングモールのみたい?!
これはLongwood Medical Areaに特徴的なのですが、Boston Children’s Hospital, Brigham and Woman’s Hospital, Beth Israel Deaconess Medical Center, Dana Faber Canser Research Instituteなど、様々な病院が乱立しており、それぞれの病院がまた別々の研究室やResearch institution を持っているので、日本のアウトレットのように、辺り一帯が全て病院、という光景を目にすることになります。第一印象が、ショッピングモールみたい、でした。
Longwood Medical Areaの、Longwood Aveの写真です。この通り沿い、全部医療関係の建物です!
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4. Workroom
カルテ室は食事可能!です!
日本はナースステーションがあり、そこでカルテを書きますが、こちらではそれぞれの診療科の更に細かい専門の種類(神経内科のgeneral inpatient, 神経内科のてんかんチーム、など)でそれぞれworkroomを持っており、そこにパソコンが10台弱あり、レジデントはそこでカルテを閲覧・記載します。Attendingの部屋はその隣りにあります。これらのworkroomは飲食可能なので、皆朝ごはんを持ってきたり、スターバックスのコーヒーなどを持ち込んで、食事を取りながら仕事をしています。
日本はナースステーションがあり、そこでカルテを書きますが、こちらではそれぞれの診療科の更に細かい専門の種類(神経内科のgeneral inpatient, 神経内科のてんかんチーム、など)でそれぞれworkroomを持っており、そこにパソコンが10台弱あり、レジデントはそこでカルテを閲覧・記載します。Attendingの部屋はその隣りにあります。これらのworkroomは飲食可能なので、皆朝ごはんを持ってきたり、スターバックスのコーヒーなどを持ち込んで、食事を取りながら仕事をしています。
3. お昼が提供されるのはレジデントのための福利厚生らしい
これが何より嬉しいのですが、毎日lunch lectureがあり、医学部の先生を招いてレジデント用にレクチャーを開いて、そこでランチを提供するので、そこに行けば昼食も無料で取れて、勉強にもなるという、一石二鳥な素晴らしい制度があります。
また、これは診療科にもよるのですが、ランチレクチャーは福利厚生の一環で、レジデントに提供しなくてはならないものらしいのですが、提供されてないかもあるみたいで、真相は定かではありません…(・・;)
サンドイッチやクッキー、飲み物も、水はもちろんコーラもあります。 |
とある日のサンドイッチとポテトチップスランチです。 |
2. 私服で回診。神経はカバン持ち!
こちらの医師の服装は、professionalで、smartに見えることが求められているので、シャツにキレイめのパンツか女性はワンピースを着ることも!日本だとドラマでこんな医者いないわっ、と突っ込みたくなるような服装でみんな毎日診療しています。笑 また、神経内科は神経診察の道具を持たなくてはならないので、小さい肩掛けバッグを持っていて、病院のカードを持ってなければ、今からショッピングに行くような格好です。
1. スクラブで街中歩く
こちらの外科医は、スクラブを病院から借りて、それを着たまま家に帰り、新しいのを持って帰って、朝新しいスクラブを着てそのまま出勤します。その為、スクラブで電車に乗る人も多く、医療関係者が多く住む病院の近くの地域のスーパーでは、スクラブ姿で買い物をする人がたくさんいます。朝5:30や6:00からプレラウンドやラウンドがあるので、着替える時間一分一秒も惜しいのだと思います。
服装に青が入ってる人が基本的にはスクラブ姿の人たちです。笑
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