2017年3月22日水曜日

Guardianへの憧れ

こんばんは。けろです。
今日は国立台湾大学とその附属病院について紹介します(まだ現物みてないので各公式HPから引っ張ってきただけですが、、、)

あと、どうしてけろがNTUを実習先に選んだかも書いてみました(^^)


国立台湾大学
日本統治時代の1928年に台北帝国大学として設立されました。

↑なんか聞き覚えのある年号と思ったそこのあなたは鋭い!!
実は東京医科歯科大学の前身ができたのと同じ年なんですね。同い年o(^▽^)o

最初は文学・政治学部と科学・農業学部だけでしたが、1935年に医学部、1943年に工学部が設置されました。学生は少なく1945年時点で382名だったそうです。

1945年に太平洋戦争が終戦すると中華民国(Republic Of China: ROC)に引き継がれ、FacultyをCollegeに分割したり、Centerを作ったりと改組を進め2009年時点で11のCollege、54のDepartment、25のCenterをもつ大学となりました(日本語訳すると混乱しそうなので英単語のまま)。
ちなみに学生数は3万3千人(多分院生込み)とのこと。
東京医科歯科大学は2016年で2867人(院生含む)なので12倍くらい、、、
TMDUは確かにsmall universityですな。


☆台大医院(NTUH)
国立台湾大学のメインとなる附属病院です。台北駅からすぐの超好立地です。東京で言えば八重洲にあるイメージですかね。

外国人向けの病院紹介ビデオがあったのでリンクを貼っておきます↓
https://www.youtube.com/watch?v=KK8WXd5XxFw

昨年末に公開したばかりとはいえ再生回数が少ないのが気になりますが、、、

注目すべきキーワードはこれ!!


「The Guardian of National Health」

カッコよすぎ(((o(*゚▽゚*)o)))

東京という地域大学にいる身からは旧帝国大学様の威光は眩しすぎますね(^^;

動画見れんという方もいると思うので簡単なスペック(2016年)だけ書いておきます。

病床数:1783床 (TMDUの約2倍)
ICU:260床 (TMDUと桁が違う)
オペ室:47室 (TMDUの2倍以上)
医師:1004名 (2014年TMDU:661名)
看護師:2926名
外来患者数:2618621人 (2014年TMDU:2358×365名)
救急患者数:115042人
入院患者数:107714人 (2014年TMDU:673×365名)
手術数:58849人

NTUHは建物が複数あるというのもありますが圧倒的なスケールですね。

さて、そんなNTUHですがけろ的に特に魅力的だったのは以下の点です。

重症外科を中心とした集中治療に秀でている

→ECMO(PCPSを含む)という呼吸・循環補助の技術の運用ではアジアトップレベル。ECMOを用いた臓器移植の待機最長記録なども持っている。臓器移植もアジア初が多い。
けろは麻酔科志望なんで重症外科、集中治療という単語にはぴぴっときます(^^)
心臓血管ICU(内科・外科合同)だけで30床もあるなんて♪

・The Guardian of National Health
カッコいー♪───O(≧∇≦)O────♪

→日本の都市部は複数の有力病院が分散しているところが多いので、一極集中というかその地域における押しも押されぬ最高峰というのを感じてみたかった

・台湾すきー

→初めての海外旅行で行ったのが台湾でした。言語は不安ありますが一回行ったところというのは中期滞在するのに心安らぎます。どこの派遣先も魅力的ですが、せっかくなら楽しみたいですよね。



台湾だからというよりも海外に行くという点について

・他の大学で実習ができる

→国が違うという以前に別の大学病院で実習できるというのはかなり貴重な気がします。意識していなくてもローカルな風習や価値観は根付いてしまうので、、、

・5年生の実習でモチベーションが上がる

→海外に行くんだと決まっていると、「日本語なんだからこれくらいはできないと」とか、「とりあえず英語の論文にも目を通しておこう」などという意識がけろはできました(FOCUS一番行ってない人が言っても説得力ないかもだけどw)。

・海外で医者として働くよりも医学生として実習する方がハードルが低い

→体験して比較したわけではありませんが、きっとそうだと思います。特に普通の日本人にとっての非英語圏は。給料をもらうのと学費を払うのでは責任の重さは全然違うと思います。


それではまた今度( ^ ^ )/■

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