2017年3月29日水曜日

Harvard Medical Schoolの病院について!

みなさんこんにちは、今年の4,5月でHarvard Medical School(HMS)関連病院に留学するMariです。今年は4~6月にかけて、私を含め7名がHMS関連病院の臨床医学実習に参加する運びとなりました。

さて、今回は私たちが実習を行う病院についてご紹介したいと思います。
Harvard!という聞こえはカッコいいですが、大学の講義を受けに行くのではなく、あくまでも関連病院での実習になります。HMSにはMassachusetts General Hospital(マサチューセッツ総合病院)をはじめとした多くの関連病院があり、各病院の診療科ごとに臨床実習の学生を受け入れています。4週間で1クールの実習で、4月に実習する5名はMGHとBoston Children's Hospitalで実習します。

まずはMGHについて。
(MGH公式サイト http://www.massgeneral.org/default.aspx より)
アメリカ有数の総合病院で、病床は約900床。日本の大学病院と同じくらいですね。1811年創立と、由緒ある病院でもあります。
五大医学誌の一つ「New England Journal of Medicine(NEJM)」には毎週のようにこの病院の症例報告が載っています。(ちなみにNEJMはスマホのアプリ版だと無料で毎週記事が読めるみたいです。気になる方はどうぞ。)
ところで、ER緊急救命室というアメリカのドラマシリーズをご存知の方も多いのではないでしょうか?若き日のジョージクルーニーが小児科医ロスを演じています↓

(出典:http://www.superdramatv.com/line/er/)
このドラマシリーズの原作者マイケル・クライトンが医学生の頃実習を行ったのがこのMGHだそうです。完全に私の趣味のお話でした。
4月はこのMGHの腎臓内科・小児外科・小児腎臓内科で私の同級生が実習する予定です。実際の実習の様子は開始後の記事をお楽しみに。

そしてBoston Children's Hospitalについて。
こちらは1869年に設立された、これまた伝統のある小児病院です。
「Until every child is well」をモットーに、米国のみならず世界中から集まる子どもたちの診療を行っています。公式サイト(http://www.childrenshospital.org/)を見てもらうと分かりますが、ちゃんと上の方に「International visitors」という案内もあるんです。
BCHはMGHから少し離れた、Longwood Medical Area(LMA)と呼ばれるHMS関連病院が密集した地域にあります。
4月はここの小児外科・小児神経内科でTMDU生が実習します。ちなみに小児外科を回るのはMariです。

さて、冒頭で4~6月に実習をすると書きましたが、実は5月以降のローテーションはこの記事を書いている段階ではまだ不明です。
なんと、ローテーションの科やそもそも実習の可否がわかるのが4週間前。
航空券や宿泊先などを全て押さえ、勉強しながらドキドキしながら通知を待つわけです。
決まった後は各科の担当者とやり取りしたり、病院ごとに抗体価のチェックなど手続きがあるので割とバタバタします。なんせ4週間前に来ますからね!
しかも我々TMDU生は、カリキュラムの関係で3月31日まで実習があります(一部休暇中の学生を除く)。
4月のローテーション、3日に始まるんです。

・・・

そう、3月31日に実習を終え、その翌日にボストンに向けて出発するんです!今、絶賛準備中なのです!みんなで「これもってく?」「あれどうした?」状態です。
同期がいるとこういう時本当に心強い。

HMSの準備や実習する診療科については次回以降の記事で扱っていきたいと思います。
まずは私たちがSafe Flightで、行ってきます!

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