レイです。
日本の友達とLINEしてると、ほぼ必ず
「今どこいるの?」
って聞かれます。
さあ、どこでしょう?
あ、結構都会にいるのね?
TOYOTAにNISSAN・・・
もしかして日本帰ってきた?
正解は・・・・・
ガーナです!
ということで、ガーナの様子をお伝えします。
雰囲気としては、個人的にはフィリピンに似てる気がします。
治安は断然こっちの方が良いけど!
でも自分の肌の色があまりにも周囲と違いすぎて、変に目立ちすぎて、最初は外を1人で歩くことも躊躇っていました・・
こっちに来て1番驚いたのは、
トイレ
です!
韓国のゲストハウスでは、トイレットペーパーは流せませんでした。
タイも水洗トイレでしたが、紙は基本的に流せませんでした。
フィリピンではお金持ちの家にホームステイしていましたが、トイレは水洗ではなく、シャワーから水をバケツに汲んで流していました。
トイレットペーパーなんて、もちろん流せませんでした。
この流れでガーナときたら、確実にフィリピンのトイレ以下を想像するじゃないですか!
しかし!
ここガーナではトイレが水洗トイレなんです!
少なくとも私の住んでるとこは。
それだけじゃない!
なんとトイレットペーパー流せます!!
日本人としてこれほど有難いことはない・・・
もちろん地域によるんでしょうけども。
(追記:やっぱりアクラを離れるとトイレは水洗じゃありませんでした。)
道を歩けば、
「チャイナ!」
「ニーハオ!」
と言われます。
まーこれは世界共通か。
たまに、
「チャイナ?ジャパン?」
と聞いてくる人もいます。
彼らにコリアという選択肢はないんだろうか。
韓国人はあんまりアフリカとか来ないんかね。
でも、
「韓国人と結婚したい!紹介して!」
っていう韓流ドラマ好きなおばちゃんはガーナにもいます。
これも世界共通なんですかね。
こっちでは女の子は皆ほぼ坊主みたいな髪型してます。
暑いからかな、と思ってたんですが、
大学より前の学校では髪を伸ばすことが禁止されてるみたいです。
じゃあどうやって男女を見分けるかというと、、、
耳です!
女の子は生まれてすぐにピアスの穴を開け、そこからずっとピアスしてます。
男の子はしてません。
だから、患者さんの性別も耳を見れば分かります。
ガーナでは頭に商品を乗せて売り歩いてる人が多いです。
子供時代に川だか井戸だかに水を汲みに行って戻って来る時に、バケツを頭に乗せて帰って来るので、自然とバランスが取れるようになるらしいです。
この状態で、商品を買ってくれそうな人のところへ全力ダッシュします!
しかし、ぶれません!
このアフリカ人特有のバランス能力、絶対なんかもっと他の事に使えるよ!
首都アクラは渋滞が酷くて、ドライバーみんなイライラしてるし、クラクションの音が絶えません。
車線はあってないようなものです。
前の車が遅かったら、当たり前のように対向車線に入ります。
パトロール中のパトカーも対向車線走ってます。
ちなみにこっちの警察官は、制服着たまま女の子ナンパしたり盗撮したりします。
この街の治安を彼らに任せといていいのかね。
アクラをちょっと抜けると、車はだいぶ減ります。
だから皆ものすごいスピードで車を飛ばします。
ただ、道の脇からヤギを始めとして色んな動物が飛び出してくるので、要注意です。
こないだドライバーがニワトリ的なものを1羽はねてました。
あと、時間にルーズです。
ちゃんと時間通りに動いてる時計を殆ど見たことがありません。
ドクターの腕時計なんて2時間遅れてますからね。
よく普通に生活できてるよな・・
食事について。
水はこういう袋に入ってるのを歯で引きちぎって飲みます。
もちろんペットボトルの水もあります。
朝はパンやチーズ、フルーツなどを食べ、お昼は病院でガーナ食が出ます。
でも、ここガーナは、
お昼が遅い!!
基本14時で、それより遅くなる時もあります。
ガーナ人いわく
「朝食がヘビーだからお腹空かない」
そうです。
ガーナ人の朝食。
豆とプランテーン(私からすれば完全にバナナ。でも違うらしい)を揚げたもの。
確かに(量というよりも味付けが)ヘビーなんだけども、彼らと同じ朝食を食べても私は正午にはお腹が空きます。
結局育った環境の違いなんでしょうな。
夜は自分で野菜やら肉やらお米やらを調理して食べています。
地元の人達が食べてる料理は、ペペっていう唐辛子てきなものが大量に入ってて、
辛い!!
だから辛いもの苦手なんだって!
それから、キャッサバっていう植物やトウモロコシの粉を発酵させて作った、バンクーとかケンケって呼ばれるガーナ人の大好物があるんですが、
異常に酸っぱい!!
バンクーを食べようとしてるところ。手づかみで食べます。
「辛いスープと一緒に食べるから酸っぱく感じないのよ♡」
とか言われたけど、、
・・・・・・それ辛いじゃん!!
ガーナ食に完敗。
でも似てるやつで、フフっていうお餅みたいなのは食べられます。
これは発酵させてないから酸っぱくない。
フフを作ってるところ。こういう風にお鍋で作るやり方と、
お餅つきみたいにぺったんぺったんやる方法の2通りあるらしいです。
なんとか生きていけそうです。
宗教について。
ガーナ人の殆どはキリスト教徒です。
医学部には各学年にその学年代表の牧師さんがいるらしく、日曜日の夜に皆で集まって歌ったりお祈りしたりしてます。
街を行き交う車には、"No Jesus No Life"とか"God is alive"とか書いてあります。
たまにAllahバージョンも見かけます。
研修医の車に乗れば、
君は空がどうやって造られたと思ってるの?!
もしかしてビッグバンセオリーやエボルーションセオリーを信じてるの?!
的な議論をふっかけられます。
昨日ブログを書こうと思ったら、停電しました。
真っ暗になるし、扇風機止まって暑いし、インターネット使えないし、なんか原始人みたいな気分になります。
こうやって日常の有難みに気付くんですな。
ではでは。
恐らく今はガーナも日本も最高気温はそんなに変わらないんじゃないかと思うので、熱中症に気を付けてお過ごしください。
実習についてはまた書きます。
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