こんにちは。
3月よりアメリカ テネシー州にあるVanderbilt Universityに派遣されております、
私 S.K. がご報告いたします。
まずはテネシー州ってどこ?? ここです↓
Vanderbilt大学のあるNashvilleという都市は カントリーミュージックの聖地 なのだとか。
私は実習が始まる約1週間前から現地入りしたのですが、
空港に着くと早速、カントリーミュージック鑑賞スペースが設置されていました。
実習が始まるまでの1週間でも既に様々な経験がありました。
今後少しずつ書いていくのでご期待ください!
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さて今週より、念願の臨床実習が始まりました!
1か月目のローテート先は、小児腎臓科です。
Vanderbilt大学には全米で5番目に大きい小児科専門の病院があり、私は1か月ここで実習します。
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The Monroe Carell Jr. Children's Hospital at Vanderbilt
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子ども向けな可愛らしい外装ですね。
カラフルなのは外だけではありませんよ!
病院中がカラフルでおもちゃ箱のようです。
さらに、病院内には子供向けの音楽スタジオもあります!
Nashville出身の、あのTaylor Swift が設立したそうです!
今日も可愛いキャラクターが登場するコンサートが行われていました !
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小児腎臓科での実習について、
実習開始3日目時点ですが簡単にスケジュールを紹介します。
基本的には、Atttending(上級医)のShadowingが主な内容です。
7:45 Resident Conference
9:30 Round
11:00 Attendingのコンサルテーションに同行
1:30 Attendingの外来見学
一つひとつ詳しく説明します。
<Resident Conference>
小児腎臓に限らず、Childrens' Hospitalで働くすべてのResident向けです。
上級医もちらほら参加しています。
曜日によりトピックが異なります。例えば、
火曜日は Ground Round、
水曜日は 様々な小児科疾患についてのレクチャー、
木曜日は レジデントが実際に経験した教育的な症例、、、などなど。
珍しい疾患や小児ならではのトピックについて勉強することが出来ます。
<Round>
小児腎臓科のResidentとAttendingが参加します。
ここに入院している患者さんは重症の方が多いので、
刻々と変化する容態を毎日丁寧に追いながら、チームでのプランを決めます。
医師だけで構成されるチームでディスカッションするのではなく、
病棟のナースプラクティショナーや患者さんの親も交えて、
積極的に経過や治療方針が議論されていたことです。
日本に比べて、患者さんは検査値などの細かい病状まで把握していることに驚きました。
<Attendingが受けるコンサルテーション>
他科の病棟に入院している患者さんで、透析などを必要とし小児腎臓科でも診ている患者さんの様子を見に行きます。
<Attendingの外来見学>
先天性疾患や腎臓移植後の患者さんなど、様々な疾患の患者さんが訪れます。
腎臓に限りませんが、臓器移植の件数がかなり多い(!)と感じました。
以上が大まかな実習の流れです。
その他にも、突発的にResident向けのレクチャーが開催されたりして大変勉強になります。
小児腎臓科のAttendingの先生は3,4日ごとに変わるので、色々な先生と関わることができます。先生方は大変丁寧に教えてくださいますが、英語が超高速なので理解するのがとても大変です..(汗)
実習の内容をざっくり知って頂けたでしょうか?
後輩の皆さんに少しでも参考になれば幸いです!!
今後 実習中に得た気付きや感想は、少しずつシェアしていきます♪
S.K.
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